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ウィンドバスカーズ埼玉アコーディオングループ
第7回定期演奏会

風のメッセージ
〜アコーディオンが紡ぐ風の歌!〜

2002年11月2日(
彩の国さいたま芸術劇場



こちらが本日のチケットです。

e-voxとして活動する他に、ソリストとしても活躍中の“大将コンビ(山田大輔・太田代将孝)”が出演した、“彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール”で開催された「ウィンドバスカーズ埼玉アコーディオングループ」の第7回定期演奏会に行って来ました。と言う事で、当日の模様を頑張ってご案内してみます。


“彩の国さいたま芸術劇場”外観。

−パンフレットより(抜粋)−
1985年に第1回目の定期演奏会を開き、今回で7回目を迎える本日の定期演奏会は「風のメッセージ」と題して、ジョージ・ガーシュウィンの曲をアコーディオン・オーケストラで仕上げ、中心プログラムとしました。
また、松永勇次氏のオリジナル作品「新秩父三抄(合唱付)」にも取り組み、埼玉合唱団の皆さんや4人のソリストの方々にも参加していただきます。さらに、独創やアンサンブルでも楽しんでいただける表現をして、皆様に私たちからの熱いメッセージをお伝えしたいと思っています。


頂いて来たパンフののところに2人の名前がありました。


開場直前、音楽ホール入り口には長い列が出来ていました。

【第1部】
アコーディオン・ソロとアンサンブル
18:00〜

<アコーディオン・ソロ>
 1.小鳥のミュゼット
 2.アイ・ガット・リズム
 3.ドードー鳥とおかしなレース
 4.メディタンゴ
 5.フラカナパ
確か小学生の頃、学芸会の合奏でアコーディオンを弾いた記憶が微かにあるような?!また、もっと小さい頃にピアノを習っていた事もあるからこその指使いの絶妙さ、リズミカルな皆さんの演奏に溜め息ばかりの私でした。ε=( ̄。 ̄;)フゥ
<アコーディオン・アンサンブル>
 6.アンパンマン・マーチ
 7.シャル・ウイ・ダンス?
 8.南京豆売り
 9.ストライク・アップ・ザ・バンド


“南京豆売り”演奏中の1コマです。

【第2部】
アコーディオン・オーケストラ
19:00〜

10.ラプソディ・イン・ブルー・セレクション


指揮は松永勇次さんです。

素敵な“ラプソディ・イン・ブルー・セレクション”の演奏から始まった第2部、いよいよお待ち兼ねの大将コンビの登場です。さ〜て、どんな衣装で登場するのかな?なんて期待に胸も膨らむ私たちでしたが、あれ〜!結構普通の格好での登場でした。
組曲「ポーギーとベス」について。パンフレットより
ジョージ・ガーシュウィンによって作られ、1935に初演された「ポーギーとベス」は今やアメリカオペラの代表的作品として世界中の人々に親しまれている。

物語の舞台は1920年代のアメリカ南部のあるコミュニティ。そこに住む黒人達の社会で起きる愛憎劇である。そこには殺人や麻薬がらみの事件があって、もちろん現代社会にも共通の世相が反映されている。町に暮らし、長屋に集まって暮らす人々。額に汗して働き、互いに助け合って生きるコミュニティの生活。ことあるごとにイエスを引き合いに出す進行の厚さ。でも同時に迷信におびえる人々。つつましい生活の中でも、そろって晴れ着を身につけピクニックに出かける陽気さや楽天性も溢れている。そんな黒人たちの暮らしの中で足の不自由な主人公のポーギーも懸命に生きている。心広く、深くベスを愛し、裏切りにあってもなお、愛をもってベスを探し求めて旅立つ。主人公のひたむきな姿には、心を揺さぶられるものがある。

今回の演奏会ではアコーディオン・オーケストラのための組曲として抜粋し、編曲、構成される。今回は4名のソリストを迎え、合唱部分を中心に、組曲でコンサートスタイルで上演する。ガーシュウィンの音楽がアコーディオン・オーケストラの響きの中に融合して独自の世界をつくり出す。アコーディオン・オーケストラの試みの一つである。
11.ポーギーとベス(抜粋)
☆藤崎裕子(ソプラノ)
☆勝又久美子(メゾソプラノ)
☆山田大輔(テノール)
☆太田代将孝(バリトン)
☆埼玉合唱団(合唱)
No.1 イントロダクション(4人で)
No.2 サマータイム
(藤崎)


小さく写った写真を大きくしているので、写りが悪いです。すみません!

No.3 おれにはないものばかり(太田代)
No.4 ベス、おまえはおれの女
(太田代&勝又)
No.5 とてもじっとしちゃいられない
(4人で)

No.6 まもなくニューヨーク行きの船が出る(山田)

No.7 神様でかけます(4人で)

日頃V.A.Freedomやe−voxのステージで耳にするそれとは、また一味違う2人の歌声。当たり前の事ながら、音大の声楽家でクラシックを学んだと言うを実感させられますね。いつか機会があったら、2人が揃って出演するオペラが見てみたいなぁ・・・。
−「新秩父三抄(合唱付)」について。パンフレットより(抜粋)
この作品は、当初はアコーディオン・オーケストラのために書かれた。3つの抄からなる曲で、第2回埼玉アコーディオン・フェスティバルで1990年9月に初演され、その後1993年日本のうたごえ祭典に向けて委嘱され、新しく合唱が加えられて「新秩父三抄(合唱付)」として生まれ変わった。作品の背景は、豊かな秩父の自然とそこに暮らす人々の生活、そして秩父事件の歴史が、作曲者の永年にわたる取材を経て、生み出されたものである。

歌詞は埼玉県秩父出身の俳人、金子兜人氏の俳句である。わずか17文字の言葉のイメージと描写性にあふれたメロディーが互いに響きあい、さらに大きな世界を作り出す。

(中略)

合唱とアコーディオン・オーケストラの競演は全国的にもめずらしく、そのために造られた初めての作品でもある。今回、オーケストラはウィンドバスカーズ独自で、埼玉合唱団と4人のソリスト、その他の共演者を迎えての演奏となる。ここでもアコーディオンの様々な試みがされている。
12.新秩父三抄(合唱付)
一抄 風の峠
    
「山脈(やまなみ)のひと隅あかし蚕(こ)のねむり」
二抄 音楽寺
    
「歩みゆく稲妻片片(へんぺん)と散りぬ」
三抄 夜祭り
    
「流るるは求むるなりと悠(おも)う悠(おも)う」


実は、オーケストラの後ろに4人のソリスト&合唱団の皆さんがいます。

【ENCORE】

素敵な演奏会の最後は、4人のソリストと埼玉合唱団の皆さん、そして会場のお客様との全員で“イマジン”の大合唱となりました。(パンフレットに歌詞が掲載されていたので。)
13.イマジン(全員で)


皆様、お疲れ様でした。素敵な演奏をありがとうございました。

【ちゃあちゃんママのひとり言】

当日、会場に行くまで「どんな曲が聴けるのだろう?」と思っていましたが、実際に演奏会が始まると同時にとても楽しくて、あっと言う間の2時間でした。
また、「組曲・ポーギーとベス」が始まった途端に「あぁ、この曲かぁ!」と思うものばかりで、なかなかに中身の濃い充実の演奏会でした。

さて、V.A.Freedom、
e-voxのライヴ&コンサートはこれまでにも何度となく足を運び、様々な曲を聴いて来ましたし、且つ、大ちゃんのソリストとしての活動も4/7のオペラ「トスカ」で耳にはしましたが、太田代君のこのタイプの歌を聴くのは今回が初めての経験でした。
ホール内に朗々と響き渡るその低音の声の魅力に、正直うっとりと酔いしれてしまった“物好きコンビ”&舞台女優Tの3人でした。( ̄。 ̄)ホーーォ。

【おまけ】


閉演後のロビーでの記念撮影です。


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