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阿弖流為没後1200年記念
長編アニメーション

2002年12月6日(金)
千葉市生涯学習センター


この日の仕事帰りに、途中何度も道を尋ねながら、菊花さんに教えて頂いた長編アニメ『アテルイ』の特別上映会に行って来ました。

それにしても、千葉市内にかれこれ20年ほど住んでいるのに、こんなに立派な建物があったのかと今更ビックリするほど、会場の千葉市生涯学習センター(中央図書館と併設)はそれはそれは大きくて立派な建物でした。


特別上映会場のホール前にはこんなポスターが。
(終わってからしっかり頂戴しました!)

【 解説 】

長編アニメーション『アテルイ』は、今から1200年前の8世紀、岩手県・水沢地方に実在した英雄の物語です。
古代東北は豊穣な大地に恵まれた聖域で、自然への畏敬と人と人との絆を大切にした暮らしを送り、またその生活は、毛皮や馬・鉄・金などの特産物の交易によって営まれていました。

その頃、大和朝廷は徐々に勢力を拡大し、各地をその支配下に治めていった時期でした。7世紀中頃には、中国にならった律令を確立。中央集権化が進むにしたがい、領土拡大のための侵攻は激しさを増してきます。都では東北の人々を“蝦夷(えみし)”と呼び、まるで未開の蛮族のように見ていたようで、これは東北に限らず九州地方の“熊襲(くまそ)・隼人(はやと)”と呼ばれた人々も同じでした。

そして、蝦夷平定を掲げた弔意亭の攻撃によって、蝦夷たちの田畑は焼かれ、多くの命が奪われました。また、朝廷の支配下に入って「俘囚(ふしゅう)」と呼ばれ、厳しい差別を受けた人々も数多くいました。そんな時代に、自らの故郷と家族、そして人としての誇りを守るために立ち上がった蝦夷のリーダーが“アテルイ(阿弖流為)”です。

本作品は、その蝦夷たちと現代の少年・飛人(とぶと)とのふれあいを通して、彼らの勇気と尊厳に光をあて、21世紀を生きる子どもたちに大自然の営みを大切にし、自分の生まれ育った地域を誇りに思う心を伝えるものです。


[左]前売り鑑賞券、[右]特別上映会のチラシ。印にあんべさんの名前がありました。

【 本日3回目の上映開始】
19:00〜

本編が始まって約3秒後、「飛人、待ってくれ!お願いだ、学校に行ってくれ!」と言う、声優@あんべさんのセリフに思わず噴出しそうになりました。

【 物語 】

東京の学校でいじめにあい、岩手に転校してきた小学生の岡崎飛人は、初登校の日に学校に行かず逃げ出してしまう。追ってくる両親から逃れようとした飛人は足を滑らせ、北上川に転落し意識を失ってしまう。

飛人が目覚めると、そこはうっそうとしたブナ林に囲まれた、見たこともない場所だった。飛人は今から1200年前の世界にタイムスリップしていたのだ。そこで大イノシシに襲われた飛人は、エミシの族長、アテルイに助けられる。アテルイに連れられ、エミシの村に着いた飛人に、村の大巫女アマババは「お前がここに来たのは意味がある」と謎の言葉をかける。

村の少女ララカや村の人々の親切に触れ、だんだんエミシの生活に溶け込んで行く飛人。飛人が大和の手先ではないかと疑いを持つ村の少年コムイとも、コムイの危機を飛人が助けたことがきっかけで、友情が芽生えていく。

その頃、大和朝廷は東北地方に軍隊を送り、従わないエミシの村に焼き討ちをかけたり、収穫物の略奪など非道な行いをしていたが、789年、大和軍は遂に5万もの大軍で攻撃をしかけてくる。アテルイの親友モレをはじめとする近隣の村々の族長たちは、先祖代々暮らしてきたエミシの土地を守るために、アテルイとともに立ち上がる。総大将・アテルイ率いるエミシ連合軍と大和軍の壮絶な決戦が始まろうとしていた・・・。


これがあんべさんが担当した主人公:飛人のお父さんです。



写りが悪いけど、エンドロールにもしっかりあんべさんの名前が出ました。(当然?!)


こんな垂れ幕に惹かれて・・・


絵本版『アテルイ』をちょっと見せてもらったら・・・


あんべさんの写真が載ってたので
思わず買って来ちゃいました!(笑)

なお、今後の上映地・日程はシネマ東北のHPをご覧下さい!
(こちらでは『アテルイ』のプレビューもご覧になれますよ!)

シネマとうほくHPへ!


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