〜あんべ光俊銀河コンサート〜
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お手数ですが、『ちゃあちゃんのおうち』のあんべ光俊
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岩手ナチュラル百貨店大創業祭
〜あんべ光俊銀河コンサート〜
２０００年１０月１５日（日）
代々木公園・イベント広場
こちら、会場で貰って来た今年のチラシです。
−パンフレットより−
「ずっぱり」とは岩手の方言で、「ぎっしり」とか「いっぱい」のこと。味覚、自然、文化、暮らし、遊び・・・、岩手のすべてを東京の皆さまに、ずっぱりお届けします。ほんもの勢ぞろいの岩手ナチュラル百貨店へ、さあ、いらっしゃいませ！
なお、岩手の名産品は東京・銀座の
「いわて銀河プラザ」でお買い求め頂けます。
私にとって、今年で４年連続・４回目となった『銀河系いわてフェスティバル２０００』。例年この日は必ずと言って良いほど好天に恵まれ、半袖でも汗ばむほどの陽気の日が多かったのですが、今年は何とも言えないどんよりとした曇り空、おまけに薄手の長袖では肌寒いぐらいで、ちょっと厚めの上着を着て行きました。
そして、今年は天候の事も考慮して、昨年まで皆勤賞だった姪の夏織は連れて行きませんでしたが・・・。
さて今年も友人Ｓさんやら、Ｎさん、Ｋさん、Ｗさん、Ｙ君たちと会場で待ち合わせ、まずは例年の様に会場内の各ブース（市町村、出店別のテント）を覗いて名産品を買ったり、試食品を頂いたりした後は、岩手の幸に舌鼓。ぴょんぴょん舎の冷麺、銀河高原ビール、岩手牛の丸焼き、その他をいろいろ頂いて、はぁ〜満足、満足！
その後あんべさんのコンサートが行われる野外ステージに移動し、座席を確保しました。暫く皆でお喋りなどして過ごしていると、ステージにあんべさんとＶ．Ａ．Ｆｒｅｅｄｏｍのメンバーが登場し簡単なリハーサル（音合わせ）が行われましたが、それもじっくりと聴かせて頂きました。＾＾ｖ
さて、コンサートが始まる直前からポツリポツリと雨が降り出してしまい、生憎の天候の中でのコンサートになりました。特に、この日の天気予報（夜半から雨）を信じて傘を持って行かなかった私や、会場のほとんどのお客様は頭にハンカチを乗せたり、ビニール袋を被ったりと言う、客観的に見たら何か、ものすご〜く変てこな姿でステージを見る羽目になりました。（天気予報のバカ〜！）
さて、今年はコンサート開始に先駆け、増田寛哉・岩手県知事がステージに登場し、あんべさんと共に岩手県のＰＲを行う一幕がありましたが、その中からお二人のやり取りを少しだけご紹介しますと・・・。
知事＞「あんべさんにはいつもいろんな行事の時に参加して頂きまして、岩手県としても、そして県民としても大変感謝しています。誇りに思っています。
あ＞「どうも。本当にありがとうございました。お言葉が過ぎる様な気もしますが。（照笑）」
司会＞「そして、この度はあんべさんがまた岩手県に縁（ゆかり）のある曲をお作りになったそうですが。」
あ＞「はい、岩手県立大学の歌を作りましたが、もう３年になりますかね。」
知事＞「そうですね、岩手県立大学の学生が今は３年生になっていますからね。
３年前に岩手県立大学を作った時に、学生歌を是非岩手県に縁（ゆかり）のある方に作って頂きたいと思いましてあんべさんにお願いした訳ですが、素晴らしい歌を作って頂きましてね。その学生歌を聴いてまた学生がいっぱい受験をしてくれています。」
後略。
さてさて増田知事も絶賛の“風のモント”、今日も後ほど唄ってくれると言ってました。
【 ＣＯＮＣＥＲＴ ＳＴＡＲＴ 】
１５：１０〜
１５：１０、今年の『銀河系いわてフェスティバル２０００』のファイナルを飾る、あんべさんのコンサートの時間になりました。
司会者の方からの簡単なご紹介の後、ステージ左袖からあんべさんと、Ｖ．Ａ．Ｆｒｅｅｄｏｍのメンバーが登場し、すぐにあんべさんがギターを弾き始めました。
あ＞「皆さん、こんにちは。それでは１曲目、“風のモント”と言う歌を唄います。この歌は岩手県立大学の学生歌になっています。」
１．風のモント
（あんべさんのギターのみ）
２．少年の樹
（あんべさんのギター＋カラオケ）
雰囲気的にここでＭＣを入れるつもりだったらしいのですが、間髪入れずに“遠野物語”の前奏（カラオケ）が始まってしまい、やや焦り気味のあんべさんでしたが、すぐさま・・・、
あ＞「こんにちは、あんべ光俊です。一緒にやってくれるＶ．Ａ．Ｆｒｅｅｄｏｍです。“遠野物語”を唄います。一緒に唄って下さい、知ってる方は。
昨日はＪＲ釜石線の５０周年と言う事で釜石に行って来ました。遠野・釜石はもう紅葉が始まっています。」
と、歌が始まるギリギリまで一気に話してました。＾＾；
今年の会場の雰囲気だけ、どうぞご覧下さい！＾＾；
３．遠野物語（カラオケ）
ここまでの３曲は既に聴き慣れた曲ばかりでしたが、Ｖ．Ａ．Ｆｒｅｅｄｏｍのコーラスが加わる事によってとても新鮮に聴く事ができました。とっても良かったよ♪
あ＞「どうもありがとうございます。“風のモント”、“少年の樹”、それから“遠野物語”でした。
え〜、『銀河系いわてフェスティバル２０００』、もう今回で何回目ぐらいですか？僕はもう５回目ぐらいになるんですけどね。」
ブ〜！今年で４回目のご出演ですよ、あんべさん！！
あ＞「僕は“銀河系岩手大使”と言うのをやっておりまして、こうして岩手の遠野と言う町の歌や、“風のモント”と言ったそんな歌を通じて岩手の素晴らしさを皆さんに知って頂けたらと思いながら活動しております。
いろんな町・村にコンサートに行きまして一方的なものじゃない、皆さんにも参加してもらうコンサートなどもやっています。最近では岩手の県南にある藤沢町と言う町で、『日本の心を歌う・ふるさと短歌コンサート』と言うのをやりました。
これは、地域の人々に故郷や家族をテーマにして短歌を作って頂いて、それにあんべが曲を付けたものを地元のコーラスの皆さんと一緒に唄うと言った様なコンサートをやっております。」
中略。
あ＞「Ｖ．Ａ．の皆さん、短歌聴いた事ありますか？あんべ光俊の、短歌にメロディをつけたの。」
と、尋ねたあんべさんにＶ．Ａ．のＭＣ担当＠太田代さん（※注：以下「太」）が、
太＞「いえいえ、前にやったじゃないですか？！」
あ＞「あれは石川啄木さんでしょ？！
太＞「ん？！」
あ＞「あれは石川啄木さんのでしょ。じゃなくて、町場の皆さんが作った短歌。」
太＞「あぁ、それだったら去年の僕らのライヴの時に、あんべさんが１曲唄って下さったのが。」
あ＞「そうだよね？！（焦；）」
会場から笑いが漏れました。
あ＞「それを唄っていいでしょうか？」
太＞「どうぞどうぞ、演って下さい。僕ら黙って聴いてますんで。」
太田代さんの巧妙な切り返しに、またしても会場から笑いが漏れました。（笑）
あ＞「それでは、これは岩手の太平洋側の陸前高田と言う町で作った歌で、気仙大工をテーマにした曲です。」
４．棟上式
（あんべさんのギターソロ）
実はちゃあママ、この“棟上式”が初披露されたこの前年の陸前高田でのコンサートに行ってまして、あの日のバンド形式での演奏も聴いていました。
でも、元々が素晴らしい仕上がりの曲なので、あんべさんのギターだけでもとっても良かったし、会場からも大きな拍手が起こりました。！
あ＞「さて後ろに控えしはＶ．Ａ．Ｆｒｅｅｄｏｍと言いまして、最近ではいろんなライヴやコンサートなどでも一緒にやってもらっています。それでは、ここで１曲唄ってもらえますか？」
太＞「では、恥ずかしながら。」
あ＞「じゃ僕、黙って聴いています。」
そんな言葉を残して、あんべさんがステージ袖に下がり、ここからしばらくはＶ．Ａ．Ｆｒｅｅｄｏｍのコーナーとなりました。
１年振りのＶ．Ａ．Ｆｒｅｅｄｏｍ、何かすっかり変身！って感じでした。
太＞「僕らはいつもですとピアニストが入ったり、バンドが付いたりして、ジャズコーラスとかゴスペルコーラスなどをメインにやっているんですが、今日は皆さんが知っている曲の方が良いと思いますので、サザン・オール・スターズの“ＴＳＵＮＡＭＩ”をア・カペラヴァージョンで唄います。」
５．ＴＳＵＮＡＭＩ※
ちゃあママにとってちょうど１年振りに同じ会場で聴くＶ．Ａ．Ｆｒｅｅｄｏｍの歌、この“ＴＳＵＮＡＭＩ”は山田さん（大ちゃん）のメインヴォーカルがとっても耳に心地良かったです。特にこの曲はちゃあママも大好きなので、張り切って一緒に口ずさませて頂きました。＾＾ｖ
でね、去年は正直なとこ「誰、この子たち？」って感じだったけど、今年は知っている曲のせいもあってか、素直に「素晴らしい！」って印象を受けました。
と、ここで再びステージに登場したあんべさんが、
あ＞「いやぁ、素晴らしいですね！
会場のアチコチから（特に中年男性の声で）、「アンコール！」の声が幾つも上がりました。
あ＞「アンコール？アンコールやりますか？！」
太＞「アンコール、いいですか？じゃあ、お言葉に甘えてもう１曲。エルビス・プレスリーの“Ｈｏｕｎｄ ｄｏｇ”と言う曲を演ってみます。」
６．Ｈｏｕｎｄ ｄｏｇ※
会場の皆さんからの手拍子を頂きながら、素晴らしいハーモニーを聴かせてくれました。いやぁ、それにしてもア・カペラって本当にすごいね。何か、改めて彼らだけのステージも聴いてみたいと思いましたし、会場からも大きな拍手が彼らに送られていました。
あ＞「いやぁ、いいですね。本当にありがとうございました。
実はＶ．Ａ．Ｆｒｅｅｄｏｍにはつい先月、９／４に出した『ＪＡＬＡＮの風』というアルバムも手伝ってもらいました。」
中略。
あ＞「さてここで、“地球立小学校”と言う曲があるんですが、その曲を会場の皆さんと一緒にやってみたいと思います。参加して下さった方には、あんべ光俊のサイン入りポスターを差し上げたいと思います。」
事前に会場から選ばれた４人の子供たちがステージに上がりましたが、あと１人必要と言う事で、
あ＞「じゃあ、指名しますか。じゃあ、貴方！」
えっ？！
一瞬ちゃあママが指されたかと思ってドキッとしましたが、実際にはすぐそばにいたあんべさんファンのＨさんでした。＾＾；
そのＨさんを始めとする参加者５人は、Ｖ．Ａのメンバーに挟まれる様に立ち、毎度お馴染みの“地球立小学校”が始まりました。
なお、下記の「」内は曲中で披露されたそれぞれの好きな物や大切な物、若しくは好きな言葉と、願い事（将来の夢や大きくなったら何になりたいか）です。
７．地球立小学校（カラオケ）
Ｈさん（４１才）＞「子供、無事に定年を迎えたい。」
ななみちゃん（６才）＞「みかん、宇宙の専門家。」
塩沢さん（Ｖ．Ａ．）＞「全然使ってないパソコン、早くお嫁さんを貰う事！」
ありさちゃん（９才）＞「家族、本屋さん。」
山田さん（Ｖ．Ａ．）＞「あんべ光俊、あんべさんに一生付いて行きたい！」
山田さん（大ちゃん）にこう言われたあんべさんは・・・。
あ＞「嬉しいなぁ、だから好きなんだよ！（笑）」
会場からも笑いが起こりました。
ちほちゃん（？才）＞「家族とハムスター、お金持ちになる事。」
太田代さん（Ｖ．Ａ．）＞「億万長者、印税生活！」
れいや？君（？才）＞「何にもないのだ、何にもない！」
れいや？君のこんな言葉に、さすがのあんべさんもタジタジって感じでした。
森下さん（Ｖ．Ａ．）＞「温泉、花巻にある大沢温泉に行ってみたいです。」
あ＞「どうもありがとうございました！子供たちに大きな拍手下さい、大人の人にも。」
前代未聞？！の“地球立小学校”が終わりました。＾＾；
なお、コンサート終了後にＨさんが貰って来たポスターを見せて貰ったところ、この翌月に Ｚｅｐｐ Ｓｅｎｄａｉ で行われた『ＪＡＬＡＮ２０００』の物でした。
『地球立小学校』を一緒に唄ってくれた子供たちと。
あ＞「え〜、もう八幡平の方は紅葉も深まりまして、あちらも本当に良い所ですが。皆さん、岩手に行った事がありますか？ある方、ちょっと手を挙げてみて下さい。」
客席のアチコチから手が挙がりました。＞もちろん、ちゃあママも！＾＾
あ＞「あ〜、１／３ぐらいですね。岩手はとても自然が美しくて、いろんな幸もあります。そして素晴らしい人も出てますが、素朴で暖かい人々もおりますので皆さん是非岩手にお越し下さい。
宮沢賢治さんがイーハトーブ、理想郷と言う言葉を作りましたが、次に“イーハトーヴの風”と言う歌を唄います。この歌は今、岩手の小中学校の音楽の教材となって岩手の子供たちが唄ってくれています。
その“イーハトーヴの風”のアレンジをされたのが、この太田代将孝君のお父さんの太田代政男さんなんですが。では、万感込めて唄いたいと思います。」
８．イーハトーヴの風（カラオケ）
あ＞「皆さん、今日はどうもありがとうございました。そして、このフェスティバルに参加してる岩手県の皆さんも本当にお疲れ様でした。間もなく終了しますが、また来年もぜひこの代々木へ、そして岩手県へもどうぞお越し下さい。今日はどうもありがとうございました。」
会場から大きな拍手が起きました。
あ＞「 では最後に、新しいアルバム『ＪＡＬＡＮの風』の中から、タイトル曲の“ＪＡＬＡＮの風”を唄います。」
そして、「ここでこんな宣伝をして申し訳ないんですが・・・、」と前置きして、『ＪＡＬＡＮの風』を客席後方で販売しているので、ぜひお買い求め下さい！とのご案内をしていました。＾＾
あ＞「それでは、どうもありがとうございました。」
９．ＪＡＬＡＮの風（カラオケ）
あ＞「Ｖ．Ａ．Ｆｒｅｅｄｏｍ、そしてあんべ光俊でした。どうもありがとう！」
生憎の天候のせいで、コンサートが終わった頃には既に薄暗くなっていましたが、昨年に引き続き今年もＶ．Ａ．Ｆｒｅｅｄｏｍと一緒の今回のコンサートは、あんべさんや彼等の素敵な歌声に、雨の冷たさもすっかり忘れる程でした。
来年もまた絶対に・必ずやって来るよ〜！＞銀河系いわてフェスティバル！＾＾
【 後日談 】
ところで、この翌年・翌々年も同じ代々木公園で、この『銀河系いわてフェスティバル』が開催されました。
が、翌２００１年はＮＨＫ-ＢＳで生放送された『おーいニッポン！今日はとことん岩手県』のスタジオゲストとして、あんべさんは午後１時から７時までずっと出演していた為、この年のステージは実現しませんでした。（その翌日は『とっておきの音楽祭』だったし・・。）
そして２００２年のイベント・ステージのゲストは、何と再結成されたＮＳＰのコンサートでした。（なお、ぴょんぴょん舎の冷麺が食べたくて、この年には２年振りに友人Ｓさんと会場に行き、ＮＳＰのコンサートもしっかり聴きましたが。）
しかし、その後『銀河系いわてフェスティバル』は形式を替え、代々木公園でのイベントはなくなり銀座界隈に分散しての開催となった為、その後は全く行く事もなくなってしまいました。あぁ、残念・・・。ヽ(´･｀)ノトホホ
なお、この日のステージに立った増田知事とあんべさんの写真を、せっかくだからと（無謀にも）岩手県庁・増田知事に宛ててお送りしたちゃあママ。＾＾；
すると後日、丁寧なお礼状（ワープロで作った文書の最後に、増田知事の自筆の署名入りでした。）を頂きました。増田知事、お忙しい中を本当にありがとうございました。m(_ _)m
【 おまけ 】
ちゃあちゃんママ御一行の記念写真。（笑）
ミーハーちゃあちゃんママ、コンサート終了後に
Ｖ．Ａ．Ｆｒｅｅｄｏｍと一緒に写真を撮ってもらいました。（笑）
